11月と12月 1日2時間を2限 土日の合宿形式で合計16時間

「暮らしに役立つFP講座」と評して開催しましたが全員欠席もなく無事終了しました。

この講座を思い切って開催させていただいて本当に良かったと今、感謝の気持ちでいっぱいです。

試験対策としては、直接役に立たないかもしれません。そんな風に始めから受講生の方には話してました。

それは、どうしても試験対策として効率よく説明していくには、6科目の縦割りで暗記をさせるポイントを伝えていくしか時間が足りなくなっていくからです。

その結果、試験に合格したけれど、覚えたはなから記憶は飛んでいき、FPが何故そんなに役に立つのかわからない、そういう声を何人もの生徒さんから聞いたことがずっと心にひっかかっていました。

確かに合格するだけなら、3級などは独学でも十分できます。でもFPという仕事の醍醐味は、それぞれの専門知識を幅広く並べてクライアントの最適なお金に関する最適法を見つけること。それには、いろんな分野をある程度等しく知っておくことと、またそれらを組み合わせる知恵が必要になると考えています。

相続ひとつとっても、クライアントさんにとって税金、社会保険、不動産、保険、金融すべて必要になる場合もあります。どちらがより有利か比べてお客様に十分な判断材料を提示することが必要になります。

そんなエッセンスを伝えることができればと、架空の家族をつくりケーススタディ形式でこの16時間を組みました。

予想以上に嬉しかったことは、この勉強会を時には受講生の専門知識、そして体験を交えながら私も含めて学んでいけたことです。自分の実体験と関わるとその記憶はより克明になります。それを他の人の知恵や考え方を取り入れることで学びが深くなります。

講師としましては、まだまだ工夫したいところ反省点など多々ありましたが、よい受講生のみなさんに支えられてとてもよい学びの場ができました。

また、こういう場を定期的に作っていきたいとおもいますので、ご興味のあるかたは、お気軽にお問い合わせください。