3人の師匠に感謝の気持ちを込めて
不思議なご縁で、この12月にさくら舎から本を出させてもらうことになりました。タイトルはまだ未定ですが、女性のキャリアを核に書いた本です。
正直言って、もう書くことはないな、とこの春まで思ってました。割と身近に出版されている方々が多く、その才能やご苦労を側でみていると、私は書けないと思っていました。
得意なお金のことは情報がすぐ古くなるし、家族のことは、それこそ家族のためだけの本を6冊分作れば良いのだと私本を作り、それで満足してしまいました。
きっと3人の師と仰ぐ方々の出会いがなければこのようにはならなかったと思います。
ひとり目は、FBで知り合ったひきたよしあきさんです。8年前FBでお友達になると、とにかく毎日書きなさい、とアドバイスをしてくださり、書くことから遠ざかっていた私に書く喜びを思い出させてくださいました。
私はひきたさんが1冊目と2冊目の時の出版記念パーティを企画させてもらい、そうした中で書くことを生業とする大変さも教えてもらったのです。一度、銀座で万年筆の筆圧や癖を調べるところに連れて貰った覚えがあります。作家としてのこだわりに、私の未熟さを感じたりしたものです。でも、おかげでそこから7年程はほぼ毎日書き続け、おかげで沢山の方と知り合うことができ 豊かな人間関係を築くことができたと思います。
2人目は、キングコングの西野亮廣さんです。50過ぎての私に、これまでの成功体験や既得権益を手放しなさいと教えてくれた方です。おかげで考え方がガラリと変わり、これからの生き方のヒントをたくさんもらうことができました。
今からでもチャレンジ出来る勇気と信用の大切さを教えて頂きました。
そして3人目が、今回出版社をご紹介してくださったおのころ心平先生です。1年の学びの中でとある月の課題として「もしあなたが本を書くとしたらどんな目次を立てますか」と出され、私はずっと前から残したままだった自分の宿題に取り掛かりなさいと言われた気がしました。
FPの情報だけなら、先にも書いたようにすぐ陳腐なものになるけど、私がこの10年間、仲間と共に支援してきた女性の働き方そして仕事を通じての女性のライフデザインであれば書けると思ったのです。
しかも今は、働き方改革がコロナの影響もあり待ったなしの状況です。10年前、私が5つ並行して仕事をしていると話すと、否定的だったり一本に絞ったらなどアドバイスを頂くこともありましたが、むしろ今は追い風で複業をすることがかなり受け入れてもらってると感じます。
なので、ここでは「女性」と書いていますが、今後は男性の方にも役に立つヒントとして読んで貰えたらという意識も持って書きました。
その授業の中で学びの仲間にも支持してもらい、先生が「弓ママ、これ書いてみたら」と何気に言ってくださったひと言を鵜呑みにしたのです。ちょうどコロナでお篭りの時期でもありました。約3週間で6万文字、取り憑かれたように書きました。書きながらこれまで関わってきた方々の顔をたくさん思い浮かべながら溢れるように言葉が出てきました。
現在初稿を渡され、それを訂正して出版社にお返ししたところです。まだまだ、産みの苦しみは続くと思いますが、「願えば叶う」これは本当なのだと思います。
願い、そして言葉に出すこと
これが全てのスタートUPにつながるのだと思います。
そして、ひとりではできないことも、人のご縁の積み重ねがあればこそ新しいものが生まれていく。「所有」の地の時代から「共有」の風の時代への変化の時に、出きる限り羽を伸ばし飛んでみようと思います。
どうかここからも見守ってくださいますようよろしくお願いします。